花火ロケット 朝比奈大龍勢 

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2年毎に開催される、朝比奈大龍勢、昨年2014年(平成26年)に開催されたので来年2016年(平成28年)まで待たなければなりませんが、日本古式のロケットでもありまた花火的要素もあるので調べてみました。ちなみに会場は 藤枝市殿特設会場 12時~20時30分 10月第3土曜に行われます。昼の部と夜の部があります。





1.いつの時代から打ち上げられたのか?

 記録として残っているのはいずれも明治以降で、技術の発祥がいつなのかは正確にはわからないようです。
朝比奈については、今川家の家臣で、同じく家臣であった岡部氏との間で通信にもちいた狼煙が起源ということになってます。

2.大龍勢はどんな造りになっているのか?

 実は朝比奈大龍勢については細かな構造は未公開なので、全国探して見つけたものです。多分似たような構造だとは思うのですが間違いあるかもしれませんので、その辺はご容赦下さい。

ryusei-3

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下図の頭の部分を朝比奈では「ガ」と呼び、仕掛けが入っています、おなじみの落下傘とか花火の火薬とかですね。その下に続く長い竹の「尾」、ガの真下で長さ約45㎝の竹製燃焼筒 「吹き筒」からなっています。図では長さ20mですが朝比奈の場合は発射台の高さが約20mなので尾の長さはおおよそ約15m、この「尾」が姿勢制御という重要な役割をにないます。マダケを用いて作られ、はえいている方向とは逆に根元を上にするそうです。
これが打ち上げ台(発射台)



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3.作っているのは?

岡部町では、「龍勢連」と呼ばれるグループが地域住民により形成され、 各龍勢連ごとに伝承される技法によりそれぞれの龍勢を製作しています。
現在は、以下の十三の龍勢連が加盟しています。
玉取・小園・宮島・笹川・宮上・宮の前・西の宮・殿東組・西の平・五十又・二ッ谷・羽佐間・桂島

制作期間は約2ヶ月くらいかかるとのことですが。伝統を継承するのにもなかなか難しい点があるようです。
とうのも

元々、龍勢の作り方というのは、同じ連内の親子だけで引き継ぎ、自分の子ども以外には見せない秘伝の方法なんだそうです。今は、後継者として若い人を育てるために教えますが、昔は同じ連内の仲間であっても、作り方を見せることはなかったとのこと。

連のひとつである野田沢地区では、もう10年以上龍勢を上げていないのですが、そこの「龍」は赤や青などの煙を吹きながら、泳いで上へ昇っていくため、とても有名でした。どの連の「龍」にも落下傘がついているので、空中を泳いでぐるぐる回りますが、当然下へどんどん降りてきます。野田沢の「龍」も、もちろん最後には降りてきますが、泳いで上へ昇る「龍」というのは、後にも先にも野田沢のもの以外ないそうです。

野田沢で受け継いでいる方に、保存会として「せめて龍の作り方だけでも誰かに残したらどうか?」と相談を持ちかけているのですが、なかなか難しいようです。それほど龍勢の作り方は各連の秘伝なのです。

昔ありましたね「一子相伝!」

                                

4.火をつけたら龍勢任せ?

同じ火薬で同じ中身を詰めて2本作っても、1本は上がらないということがあるそうです。
「龍勢、失敗しても泣くな。大成功したら泣いていい」と言われるくらい、しかし約3キログラムの火薬の燃焼力で成功すれば
300m前後まで飛翔する手作りロケット、すごいです。

  

打上場所はこちら

 

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